イツカ、一時ノ夢ヲ。






夢を見たい。
朝焼けに染まった、君の頬を撫でる夢。
雨に濡れる、仔猫に指を噛まれる夢。
虹の出発点を見つける夢。


僕に安らぎが訪れる時、そんな夢を見られるだろうか?
誰かに、僕は許されたいのだろうか?

(・・・・・・誰デモイイカラ)

もし許されるなら僕は、


僕の屍の上に、甘い花を咲かそう。


(怖ガル事ハナイ。キットソノ時、僕ハ一人ジャナイ。)







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